最近では運動不足が原因で生活習慣病やメタボリックシンドロームといった疾病があります。運動とは本来スポーツではなく、毎日の生活、仕事や家事などの暮らしの中で体を動かす、すべてが運動です。
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運動は身体機能の維持向上や代謝、内分泌、自律神経などの本来の働きを正常に保つために必要不可欠です。健康および顔のくすみなどの美肌アンチエイジングにおける運動の効果として、全身持久力、筋力、筋持久力、柔軟性等の向上、姿勢歪みの改善があげられます。
以前のブログでもお伝えしたと思いますが、毎日20分ほど運動を生活に取り入れる事になったお客様がお顔のくすみがとれて表情が明るくなり、お化粧までも薄化粧になり、凄く変わられた方がみえました。とても印象的だったので、今も覚えているくらいです。
運動の種類
運動には目的によって使用する筋肉の使い方で運動方法が違うので、自分の生活に合わせた運動を見つけたいものです。
- 筋肉トレーニング・・・・・トレーニング方法は色々ありますが、筋力アップ、筋肥大、筋持久力アップなどが目的です。筋肉は何も使わなければ、必ず衰えます。リハビリや高齢者の機能改善の効果としても注目され、80歳からでも筋肉トレーニングの効果が認められていることもわかっているそうです。
- ストレッチ・・・・・・・・身体は何もしなければ硬くなります。筋活動の低下で筋力が堅くなるので、継続した全身のストレッチがコリやハリ、身体の疲れ、冷えやむくみなどに効果的です。静的なものから、動的なストレッチまであるので、日常生活に体一つで出来るので取り入れやすいです。毎日少しづつやれば硬くなった筋肉も柔らかくなり、ぎっくり腰の予防にもなります。

- 有酸素運動・・・・・・・・長時間一定のリズムの繰り返しの動きを行い続ける運動のことで、ウォーキング、ジョギング、自電車漕ぎ、スイミングなどの運動で、この時に積極的に酸素を取り入れるので、有酸素運動と言われています。脂肪燃焼効果が高いので、減量に効果的です。血行も良くなるので、冷えの改善や疲労回復にも効果的です。顔のくすみにも効果的です。私の両親は毎日一万歩歩いていたので、医者からは、歩く貯金がしてあるのでいつまでも、若くてお元気なんですよ。と言われていたそうです。確かに父は顔のくすみもない綺麗なおじいちゃんでした。

- バランストレーニング・・・筋肉だけでなく、年齢とともにバランス感覚も衰えてきます。耳の奥にある三半器官がバランス能力を司りますが、年齢とともに筋力の低下だけでなく、この三半器官も衰えます。バランスボールに座って行うものから、片足立ちなどもいいでしょう。これも毎日続けることで、バランス感覚も取り戻すことが出来ます。

- ヨガ・・・・・・・・・・・これもストレッチの一種で瞑想などの精神統一のためにもとても効果的です。

- ピラティス・・・・・・・・インナーマッスル(深層部の筋肉)を鍛えることで、姿勢が良くなり、身体の連動性の向上が図れます。
- ファンクショナル・トレーニング・・・このトレーニングは筋肉そのものの役割に目を向け、身体前の矢状面(後)・前額面(左右)・水平面の動きを大切にして、筋肉を使いながら機能性向上を目指したトレーニング法です。今では老若男女問わず行われています。
- 加圧トレーニング・・・・・・・・・・日本初のトレーニング方法で今も効果に対して研究がおこなわれています。
- 筋力トレーニング・・・・・・・・・・最近ではロコモ・サルコペニア(筋肉量の減少症)対策として足腰が弱って歩行が困難なお年寄りに筋力をつける健康法もあるようです。
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運動量の目安
厚生労働省は2006年に発表した「健康づくりのための運動指針」で運動や生活動作の強さを「METs(メッツ)」と言う新しい指標で表しました。METs(メッツ)は活動・運動を行った時に、安静状態の何倍の代謝(カロリー消費)をしているかを表します。
身体活動の強度の単位として「メッツ」を用い、身体活動の量の単位として「エクササイズ(Ex)」を用います。座って安静にしている状態が1メッツ、普通歩行が3メッツに相当します。エクササイズ(Ex)は身体活動の量を表す単位で身体活動(メッツ)に活動時間をかけたものです。
強度の高い身体活動であるほど、短時間で1エクササイズとなります。3.8のメッツのウォーキングを16分すれば1エクササイズしたことになります。
エクササイズ(Ex)=METs(メッツ)× 時間
楽しみながら運動が一番
身体を動かすのを、いやいやするのではなく、楽しみながら出来ると毎日続けられるのですが、実は私は毎晩、夕食の後で軽いストレッチをやっているのですが、中々取れなかった部分のお肉が少しづつ取れ掛けてきているので、結果が出てくると、逆に楽しくなるものですね。やっぱり継続は力なりですね
様々な分野から明確なエビデンスに裏付けられています。WHOは高血圧、喫煙、高血糖についで、身体運動不足(運動不足)を全世界の死亡に対する危険因子の第4位として位置づけております。
このようにメタボリックシンドローム・肥満・高血圧・糖尿病・脂質異常症・腰痛・肩こりに象徴される不定愁訴、さらには、自律神経失調症やうつなどの心の病に至るまで、これらの予防や改善には、適度な運動を生活に取り入れる事がたいせつです
実は私は運動が大嫌いでした。学生の頃から文科系でしたのであまり運動には縁のない話でしたが、年齢を重ねるとそんなことを言ってられないので、今は健康と美容のために、身体を動かすようにしています。特にお風呂の中で真っ裸で汗をかきながら踊っています。数分の事ですが、以外に気持ちいいものです。毎日はやりませんが、何かパっとしたいときに効果的で気分がスッキリします。
ちなみに私の母です。昔からよく歩き、良く動く人で誰かが来ると、おもてなしをするので一生懸命なので、ジッとしていません。夜は毎晩ストレッチをして、未だに足腰元気で、膝が痛いなどと言ったことはありません。こんな姿で頑張っています。確かにお肌はきれいで、お顔のくすみなんて無いですね。


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